火災保険にこんなサービスがついているとは！
先日 愛知県名古屋市で新築の注文住宅を設計してお引渡ししました。お客さまから火災保険の契約について ご相談を受けましたが 一級建築士だからといって全て知っているわけでははありません。（汗）今回のお客様に適した保険プランを保険事務所の人と検討打合せをしていました。
そこで発見。
住む方がご高齢だったため、高齢者に優しいプランに特化したオプションもあわせてさがしました。今回は実際に加入していただいたオプション例をご紹介します。
暮らしのトラブルに備えられる「暮らしのQQ隊」三井住友海上
保険会社の回し者ではないしFPでもありません。でも自由設計だからこそ後のメンテナンスやお住まいになった時のトラブルを想定すると 建築士の立場としてとても気になります。
どうせ保険をかけるのだったらオプションサービスを利用して心の負担や心配を取り除いて暮らした方がいいですよね。建物の設計ばかりが ローメンテナンスへの入り口ではないと建築士の立場でも感じます。 ローメンテナンスな住宅をめざしても高コストすぎたり、人間のミスや事故がおこったりで、バランスよく補完するものが保険なのかなあ、と思います。
とういうことで、この保険のメニューに２つの特徴がありました。
1.暮らしのQQ隊・無料サービスメニュー（24時間365日受付！）
- 給排水管やトイレの詰まり、故障に伴う水のあふれ等が生じた場合に、専門の業者を手配し、その業者が直接応急修理を行います。30分程度の応急修理に要する作業料、出張料は無料とのこと。（部品代および30分程度の応急修理を超える作業料はお客さまのご負担となります。）
- 玄関ドアのカギを紛失してしまった場合等に専門の業者を手配し、その業者が直接カギあけを行います。
- 私が見積もった例では１０年間でオプション費用が１．５万円程度。https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/service.htmlこのサービスの概要です。
保険の全体の概要については価格どっどこむの記事を付記しておきます。
参照先：価格.com（https://hoken.kakaku.com/insurance/kasai/ms-ins/)
参照先：GKすまいの保険（https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/）
今回、お客様には三井住友海上の火災保険のこのサービスを利用していただきましたが、同等の商品は 楽天損保やAIG損保、損保ジャパン日本興和の火災保険にもついています。各社サービスに違いがあるので要確認を。
２.親族の緊急事態に対応できる「親族連絡先制度」
家族・親族と離れて暮らすご高齢者がみえたとき、「緊急時には親族へ連絡して欲しい」というニーズが増えています。個人情報は大切ですが 住宅のメンテナンスや事故の際でも何もかも契約者おひとりで連絡することは大変。契約者ご本人が信頼している親族と必要な契約情報を共有できるため、親族からの的確なアドバイスを期待することができ、お住まいになるご本人にとって安心感がさらにアップします。
ホームデコール設計事務所合同会社では 資金計画や設計の段階でもメンテナンスや保険加入のノウハウについてご相談いただけます。
まとめ
１.水のトラブルなども２４時間対応してくれる無料サービスが火災保険のオプションにある。ぜひチェックしておこう。
２.玄関ドアの紛失にも 上記の保険のサービスで専門業者が対応してくれる。
３.親族も情報を共有できる情報共有サービスで家族に安心を。建てた後も 高齢の家族の住宅のトラブルを（同居していなくても）親族が手配して早期解決できます。
☜前記事：注文住宅のメンテナンスを火災保険でお得にする、設計事務所の裏テク。もあわせてどうぞ。